ゲームマスターとは

LARPゲームの進行役。
(一般的なゲームに置いて「GM」と呼称されるものと同義)
シナリオの作成なども、ゲームマスターが兼任することが多い。
ゲームマスターは1ゲームに付き複数人いる場合もある。
その場合は、最終的な決定権を持つ「メインゲームマスター」を選出するのが望ましい。

また、「ラプラスの託宣」におけるゲームマスターは、
一人のキャラクターである。
存在としては超越者たちよりも、さらに上位の力を備えた神である。
なので、超越者はゲームマスターと戦っても勝つことはできない。

ゲームマスターの人数

ゲームマスターを除く参加者の合計人数6人あたりにつき、1人のゲームマスターが望ましい。

ゲームマスターのやるべきこと

シナリオの用意


事件の題材を決めシナリオを用意する。
現世の世界観は自由なため、ファンタジーでも現代物でも可能。

シナリオはネタバレになるため、超越者に作成してもらうことはできない。
また、進行に合わせて、自由にシナリオ改変できるよう、
ゲームマスターがシナリオ作成に関わっていることが望ましい。
また、シナリオには、シーンごとの物品配置図なども付随させておくことが望ましい。

また、超越者に渡すハンドアウトも用意しなければならない。
ハンドアウトの例は下記
名前正義の執行者
設定悪しきものの命を刈り取る存在。
人の子はすぐに道を誤るので、
裁くべき悪はいくらでもいる。
ちなみに悪の定義はあなた次第。
目的悪しきものを自然な形で死亡させる
推奨系統※
現世の世界観※現代日本
※のついている部分は、ゲームマスターの裁量で外しても良い。
ハンドアウトはゲームマスターの裁量で
超越者に割り当ててもよいし
超越者自身に選んでもらってもよい。
ただし、超越者自身に選んでもらう場合は
目的だけは隠しておくこと。

準備が終われば、ハンドアウトを超越者に、
シナリオを人の子に、
共有しておく。

他にも、超越者堕界した場合のハンドアウトも用意しておく必要がある。
このハンドアウトは、超越者堕界するまで、超越者自身には見せないようにする。
(複数用意しておき、堕界時にランダム選択してもらうのも有効)

「人の子」の選出

人の子は、一般人の役割であり、アドリブ力が求められるため、
ロールプレイの得意な者が望ましい。

人の子にも、シナリオを共有しておく。

アイテムチェック

超越者は実に様々なアイテムを持ち込んでくる。
危険物がないことをしっかりと確認しておくこと。

また、見立てのものを用意することもある。
なので、見立てのものに関してはしっかりと事前に確認し、確定すること。
(例えば、超越者がLARP剣を持ち込んだ際、
それが「本物の剣」であるか「玩具の剣」であるかを先に確定しておく)

見立ての把握のため、人の子もチェックに参加するように促す。

ゲームの進行/判定

フェイズの進行を宣言する
これには、アクションフェイズに発生した矛盾の解消なども含まれる。
矛盾を解消するために、人の子に対して、ハンドアウトの追加を行うことができる。
(例:堕界で、追加キャラが発生した際に、そのキャラと既存キャラの関係性を追加するなど。)
また、超越者神威を使った場合の判定を必要に応じて行う。

ゲームマスターは一番偉い

人の子の選出や、会場の準備、シナリオの作成、いずれも大変な作業だ。
それに、当日は超越者たちに迷惑をかけないように一生懸命頑張ることになるだろう。
だからこそ、超越者人の子がなんと言おうが、ゲームマスターが一番偉い。

どれくらい偉いかというと、
この「ラプラスの託宣」にかかれている内容よりも、ゲームマスターの発言が優先されるくらい偉い。

超越者キャラロストしたとしても、
ゲームマスターは何も悪くないので、
気負わず、落ち着いてゲームマスターとしてやりきってもらいたい。

ただし、人として嫌われてしまった場合は、
一緒に遊んでもらえなくなるので、なるべく気をつけるように。

インストガイドライン

プレイヤーたちも本wikiを参照していることが望ましいがそうでない場合もある。
それにあたり、インストの際、重要なルールの説明漏れなどが起きないよう、
下記のガイドラインを用意した。
ゲームマスターは詳しくルールを参照し、下記の順に説明をするとスムーズに進められる。

世界観の説明

詳細
  • 超越者と人の子の関係性
  • 超越者には目的がある旨等

コマンド

詳細

ゲームでいつでも使うコマンドは3つ
  • タイムイン
  • ストップ
  • メディック

ゲーム進行を司るコマンドは6つ
  • オープニング
  • ロールバック
  • アクション
  • リプレイ
  • ペナルティ
  • エンディング

超越者/人の子の使うコマンドは3つ
  • フリーズ
  • デストロイ
  • バトル

それぞれ、効果を説明する。
普段耳慣れない言葉のため、
慣れていないプレイヤーには復唱してもらうと良い。

人の子はロールが終わると頭の上で○印を作ることを忘れずに伝える。

ゲームの流れ

詳細

それぞれのフェイズでできることを説明
  • 超越者は、リプレイフェイズ中に登場してはいけない
  • 人の子は、リプレイフェイズ中しかロールしてはいけない
  • 人の子は主にアドリブで物語を作っていく。
  • ゲームのクリア条件は「ハンドアウトに書かれた目的を達成すること」
ということは忘れずに説明する。

ペナルティについて

詳細

必ずしもペナルティとは悪いことではなく
うまくペナルティを受けて、
得になるように動くのが良い旨を伝える。

特に堕界処分で済めば、特典がある旨を伝える。

アクション(神威とアイテム)について

アクション、アイテム:詳細
神威:詳細
  • APについて
  • 超越者はAPの数だけ人の子に神威を渡せる、またはアイテムを設置できる
  • 人の子は、その神威を好きに解釈しても良い
  • 人の子が持てる神威は7枚まで

これらについて伝えておく

戦闘について

詳細

  • 人の子同士で戦闘が発生する場合がある
  • CPについて
  • 戦闘前には「バトル」のコマンドを宣言すること
  • CPの低いほうが死ぬこと、同点だと両方死ぬこと
  • バトルが宣言されると必ず誰か死ぬこと

これらについて伝えておく

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